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佐々木俊尚+西村幸祐の対談だけ読みたい

こんな雑誌が出るわけだが反日マスコミの真実 2009−メディアの情報支配へ反乱が始まった! (OAK MOOK 264 撃論ムック)作者: 西村幸祐出版社/メーカー: オークラ出版発売日: 2008/12/18メディア: 単行本購入: 11人 クリック: 158回この商品を含むブログ (55件)…

【書評】創価学会の研究/玉野和志著/講談社現代新書 

このところネットを見過ぎて、いろんな意味でクラクラしている。 そんなとき、ちょっとクールダウンするために最適な一冊。創価学会の研究 (講談社現代新書)作者: 玉野和志出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/10/17メディア: 新書購入: 4人 クリック: 190…

ケータイ小説の起源(2)

前のエントリーは、タイトルと中身がズレすぎたので、改めて起源のこととかメモ。 ケータイ小説と、昔から有る読者体験手記とかヤンキー小説・ジュニア小説(コバルト文庫など)の繋がりも指摘されてる。 『ケータイ小説の新しさと古くささ』(『こどものも…

「ネット炎上」を読んだ

2007年現在の日本のネット事情について、人文学系のスタンスから醒めた目で解説分析している。 何冊か2007年に出版されたネット論を読んでいるけれれど、その中ではそこそこ良書。 本のタイトルは「炎上」だけれども、実際に論じられているのは2ちゃんねる…

蒲生泰軒の名乗り

敵に対しては「名のない男」と名乗り 「いったい貴公は何者でござるかな?」 「おれか? おれは天下を家とする隠者だ」 「なに、隠者? して、御尊名は?」 「名なぞあるものか。しいて言えば、名のない男というのが名かな」 味方に対しては、実名(?)を名…

福沢諭吉とアルビン・トフラーと立花隆を足して、水で薄めた様な『ウェブ時代をゆく』

梅田氏の新書で、最後まで読み終えた最初の本。 「ウェブ進化論」や対談本は、結局まだ読了していない。印象としては立花隆が2000年頃に書いていたインターネット論と似たような印象。 著者の知り合いの話と、シリコンバレー情報と、「ネットの成功者」とい…

貴重な資料「違法コピー職人たち~誰も語れなかったパソコンの黒歴史」

違法コピー職人たち~誰も語れなかったパソコンの黒歴史作者: 橋本和明出版社/メーカー: コアマガジン発売日: 2007/05/10メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 174回この商品を含むブログ (14件) を見る出版社のサイトより 日本ではじめて違…

【書評】「フラット革命」第一章へのツッコミ

第一章は毎日新聞の「ネット君臨」を取り上げている。 主に匿名と実名の問題について論じており、「がんだるふ」氏と毎日新聞編集部に取材しているが、明らかにがんだるふ氏への思い入れが感じられる。 がんだるふという存在は、ニフティサーブにおけるある…

オヤジでも青年でもなく「ららら科學の子」

ららら科學の子作者: 矢作俊彦出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2003/09/25メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (91件) を見る 主人公は50歳の少年 1968年に、とある事件で地下に潜り、中国に渡り、30年ぶりに東京に帰ってきた「…

【書評】中沢新一「はじまりのレーニン」

はじまりのレーニン (岩波現代文庫)作者: 中沢新一出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2005/06/16メディア: 文庫 クリック: 11回この商品を含むブログ (30件) を見る先に岩本安身氏の詳細な批判を先に読んでいたので、いささか変則的な読み方になってしまった…