永田洋子訃報 雑感
ネット上の連合赤軍
2008年くらいから『レッド』連載とか映画「浅間山荘への道程 実録連合赤軍」で、それなりに一般化したような気がする。
別のblogで連合赤軍のことを書いたのが2007年の暮のこと。
http://londonbridge.blog.shinobi.jp/Category/6/
当時のwikipediaの連合赤軍関連項目は貧弱だったんだけど、今回改めて巡回してみたら相当に充実していてて驚いた。
まぁ,項目によってはイニシャルだらけだったりするのだけれど。
イブニング連載中『レッド』(山本直樹著)の情報発信用公式アカウントってのも有ったりするだな。
http://twitter.com/#!/tokyowar1971
- 作者: 山本直樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/09/21
- メディア: コミック
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レッド(2) (KCデラックス)レッド(3) (KCデラックス)レッド(4) (KCデラックス)レッド(5) (KCデラックス)
5巻が今月中に発売予定か・・
「やる夫はあさま山荘を攻略するようです」シリーズも有ったな。
2008年暮れから2009年1月に2chで連載(?)
映画のダイジェスト版という感じかな
- 作者: 佐々淳行
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1999/06/10
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- メディア: DVD
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山岳ベース編もある
やる夫はあさま山荘を攻略するようです【山岳ベース編】
http://ansokuwww.blog50.fc2.com/blog-entry-485.html
登場人物
でっていう=森恒夫
水銀燈=永田洋子
その他ローゼンメイデンキャラが総出演
これだけを「読んで」知ったかをかます厨房が増えちゃった気もするが。
でっていう&水銀燈の最凶コンビの破壊力が妙にマッチしてて、読み物としては面白い。
個人的には「でっていう=森恒夫」という配役が一番のツボ。
/ニYニヽ (ヽ /( ゚ )( ゚ )ヽ /) (((i ) /::::⌒`´⌒::::\ ( i))) でっていうwwwwwwwwwwwwwww /??_| ,-)___(-,|_ゝ \ ( ___、 |-┬-| ,__ ) | `ー'´ /´ | /
事件を題材にした映画や小説をいくつか見てるけれど、「森恒夫」の造形でなかなかしっくりくるのがないように感じていた。 最高幹部で最重要人物のくせに、いまいちキャラが立っていなかったり,逆に妙に脚色されすぎだったりとか。*1
これは納得の配役だな。
登場人物を80年代アイドルの名前を借りて書かれた小説「漂流記1972」では,配役はどうなっているんだろうかな?
マッチ・セイコ・アキナ たちが登場するらしいが。
漂流記1972 (1984年) (河出書き下ろし長編小説叢書)
- 作者: 三田誠広
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 1984/04
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事件当時の「ブス説」
日本共産党の事件当時の分析らしい。
『毛沢東盲従の末路―「連合赤軍」事件の根源をつく』 日本共産党中央委員会出版局発行(1972/05/01)]
http://maoist.web.fc2.com/jcp/jcr000.htm
いろいろと興味深いけど、その中の一節
各駅頭に人相書がまわり「チビで色黒、出っ歯でギョロ目」と特徴の多い永田をつれた森が十日間も東京方面のアジトにいたのを逮捕できないほど日本の警察はのんびりしていたのでしょうか。
http://maoist.web.fc2.com/jcp/jcr001.htm
当時のニュース映像をひさしぶりに見たかも。
現場検証に連れていかれる場面と、初公判のときの映像かな?
40年という時間
「享年65歳」について「意外に若くてビックリ」というのと「管直人と同世代の団塊だろ」という二つの反応が有って、ちょっと面白かったな。
事件から40年。
前の世界大戦終結の40年後といえば、1985年。 自分がその頃に終戦のことをどう考えていたかといえば・・・
まぁ、そうなるのもしょうがないだろうな。
*1:映画では女性陣が目立ちすぎ。 小説「光の雨」だと、妙に形而上学的すぎるというか