菅義偉氏が政界引退

読売新聞は高支持率を3つのファクターによるのでないかと分析している。
「安倍ファクター 」安倍前内閣を継承
「 実績・危機管理ファクター 」コロナ対策・オリンピック対応への期待
「 人柄ファクター 」世襲ではない秋田の農家出身のたたき上げ
菅内閣の支持率はどこへ消えたのか――世論調査で謎を読み解く【下】
https://www.yomiuri.co.jp/column/opinionpoll/20210922-OYT8T50071/
しかし内閣支持率は落ちていく。
読売新聞社は、菅首相の退陣表明の翌日から2日間で緊急世論調査を実施した。
結果は前回8月調査の35%から31%に下がり、発足以降の最低記録を更新した。ただ、菅内閣の1年の実績の評価を聞くと、評価する人は、「大いに」9%、「多少は」46%で、合わせて55%が肯定的な回答だった。実績は評価されているのに、支持率は下がる。どういうわけか。
https://www.yomiuri.co.jp/column/opinionpoll/20210922-OYT8T50058/
21年に入ると菅首相の資質評価はガラリと変化した。20年10~11月調査では菅首相の指導力を64%が評価しており、安倍氏の67%に匹敵する高さだったが、21年1~2月調査では29%とわずか3か月で半分以下になった。新型コロナ対応にもたつく政府への不満などから、有権者の目には「安倍氏の高い指導力は『継承』できなかった」と映った。同様に、評価が高かった危機管理能力は、58%から25%に下がった。ただ、「誠実さ」や「親しみやすさ」などの人柄面では、それほどの低下はみられなかった。このときの内閣支持率は3割台まで低下していた(1月、2月とも39%)。
”「誠実さ」や「親しみやすさ」などの人柄面では、それほどの低下はみられなかった。”
という評価は、今回の政界引退表明でも感じられた。
そういう評価に異を唱える人は当然いるわけで、主に引用されるのはこの本。
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帯の惹句
父は秋田のいちご王。
放蕩息子は”苦労人”の仮面を被ったー
「庶民宰相」の虚飾を暴く。
「いちご王」というのは、いちご出荷組合を立ち上げて最盛期の年商が3億円以上、構成農家が100戸以上だったから、ということらしい。
単純計算すると3億÷百=300万。 年商300万円で経費やら何やら引くと… という規模の農家の集まりなのだろう。
地域のリーダーで名士で、他にも事業立ち上げた成功者ではあるが、これで王様で、その息子だから王子様、放蕩息子、庶民じゃないとは誇張がすぎる。
辞書的な意味で庶民の対義語は貴族・特権階級だからといいたいのだろうが、「地方の資産家」でいいのじゃないか。
菅義偉の生い立ちについては、同郷のマンガ家矢口高雄の作品が参考になる
【大合本版…『おらが村』1巻~4巻までの全巻を収録した大ボリュームシリーズ】《作品内容》奥羽山脈がそびえる東北地方の片隅に、その村はある。人口はわずかに四十戸たらず、店は雑貨屋が一軒っきりで、鉄道もなく医者もいない。おまけに冬になれば雪に閉ざされてしまう辺ぴな土地……。しかし、ここは「おらが村」。代々営んできた暮らしがあり、深みのある人生がある。都会人が忘れてしまった「故郷」の鼓動、そして生活……矢口高雄先生が描くライフワーク的作品であり極上のヒューマン・ドラマシリーズ、ここに堂々の開幕! 村会議員・高山政太郎とその家族を中心にすえ、大小さまざまな事件がつづられる。クマ撃ちの武勇伝や、キツネ憑き騒動、ハタハタ談義で解決するもめ事、等々。それぞれの局面で政太郎はおうように構え、ときにはジッと沈黙して「おらが村」の来し方行く末に思いをはせるのだった。大合本版:全巻収録! ※単巻、他合本シリーズとの重複購入にご注意ください※
おらが村
「週刊漫画アクション」 (双葉社) 1973年11月15日号~1975年4月3日号
「釣りキチ三平」とほぼ同時期に連載されていた。
1973年の「現在」を描いている作品。
1974年の正月風景。 長男と3男が帰省している場面


漫画の設定
父親 55 村会議員2期目
母 50 専業主婦
長男 28 跡取り息子 独身 農閑期の出稼ぎ先はダンボール工場
次男 24 機動隊勤務
長女 21 吉祥寺の靴店に勤務
三男 19 横浜市の運送店に勤務
次女 16 高校1年生*1
1974年当時の菅家 (満年齢だから1才引く必要があるかな)
父 56 村会議員3期目
姉 29才と30才 高校教員 地元・実家にいたかは不明
長男:義偉 26才 大卒から1年、就職して1年目。 まだ政治家を志す前。
次男 たぶん大学生
家族の年齢とか村会議員・ダンボール工場・横浜とか、菅義偉を語る上でのキーワードがかぶる。 モデルにしたのじゃないか? と疑うレベルだ。
出稼ぎ問題・若者の都市への流出・農家の嫁不足・減反政策などが裏のテーマになっている。
ついでに読んだほうがいい漫画
高卒後に地元地方銀行で働いた経験をマンガ化した、自伝的作品。
1960年代の地方都市の人間模様が興味深い。
2巻には地方の資産家が登場している。
「庶民」論争で不毛に感じたのは、1918年生まれの田中角栄を基準としていた事だな。
1970年代以降は「1億層中流」の時代で、「庶民」という概念も曖昧になってしまった。
















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