2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ケータイ小説の起源(3)

正月はケータイ小説を幾つかパラパラと読んでた。 なんといっても、嵩張らないし、(パソコンで読むなら)安いし、いろんな人の作品が読める。 なんていうか、懐かしさを感じちゃったな。ものすごく古くからある少女漫画の感性と世界観だ。 Q:誰が最初に少女…

ケータイ小説の起源(2)

前のエントリーは、タイトルと中身がズレすぎたので、改めて起源のこととかメモ。 ケータイ小説と、昔から有る読者体験手記とかヤンキー小説・ジュニア小説(コバルト文庫など)の繋がりも指摘されてる。 『ケータイ小説の新しさと古くささ』(『こどものも…

ケータイ小説の起源

ケータイ小説をなめてはいけない──日本近代文学と「女学生」 -猪瀬直樹の「眼からウロコ」 ビジネススタイル - nikkei BPnet http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/inose/071211_20th/index.html はてBで見つけた。 それなりに面白い指摘ではある。 しかし男…

「ネット炎上」を読んだ

2007年現在の日本のネット事情について、人文学系のスタンスから醒めた目で解説分析している。 何冊か2007年に出版されたネット論を読んでいるけれれど、その中ではそこそこ良書。 本のタイトルは「炎上」だけれども、実際に論じられているのは2ちゃんねる…