「人種差別」批判に「公式」に反論するオーストラリア

「鯨戦争」が話題になっているとけれど、それよりもインドとの摩擦の方が大きいニュースになっているようも見える。

「オーストラリア警察はKKK」 インド新聞の風刺マンガにオージー反発
http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/8447465.stm

我々はまだ、犯罪の性質を把握していない


3年程前から‘インド人狩り’=‘カレー・バッシング’が頻発し、昨年末ついに明確な殺人事件が発生。
インド政府は昨年オーストラリア政府に対し‘人種差別的行為’と注意を喚起、インド人留学生の安全確保を訴えていたけれど、豪州政府は「人種差別ではなく、普通の何所の国の都市にもある、ありふれた事件」と繰り返すばかり。

そこで1月5日にインド新聞が風刺マンガを載せたら、州警察副長官(?)が公式に遺憾の意を表して、現在も論議中。


GooglenewsのTop Storiesだと、鯨関連には記事数では大きく負けてるけれど、よりも長期かつ上位にくる率が高い問題に見える。

「人種差別」批判に[公式」に反論する豪州

昨年末、オーストラリアのケンタッキーフライドチキン広告が人種差別的とアメリカで非難されていたりする。
オーストラリア国内向け広告がyoutubeに投稿されたのがきっかけ

Racist KFC advertisement?


現在コメントが7千を超えて、まだまだ伸びそうな勢い。


去年の1月の騒動

捕鯨問題で「豪批判」動画 YouTubeで日豪サイバーバトル : J-CASTニュース
http://www.j-cast.com/2008/01/08015346.html

オリジナルは削除されて、これはその後再掲されたもの

このときは、オーストラリア外相までコメントする事態になって驚いた。


なんか、今回も一新聞の風刺マンガ一コマに「公式」に公人が反論するあたりが同じような展開。
問題が長引いて、外務大臣あたりまで発言する事態になるんだろうかな?