シーシェパード関連ニュース

海外メディアでも大騒ぎ。


素朴な疑問ではあるが、日本の通信社はオーストラリア、オランダ、ニュージーランドとかの反捕鯨国に人をおいていないのかな?
海外の後追い報道ばっかりで、なんか読む気がしない。


ちなみにシーシェパード側はオーストラリア政府を煽って、なんらかの行動を引き出そうとしているのだが、そこあたりを報じる日本語メディアが少ないのには、がっかり。
今回の騒動は、さすがのピーター・ギャレット環境大臣シーシェパード側を非難しているようだが、さて、どうなることやら



【なんとなく追記】
ネットから消したようだけど、読売新聞の最初の記事のタイトル

シー・シェパード抗議船真っ二つ、監視船に衝突(読売新聞) 1月6日 18:31

この時には既に動画が配信されていた。
何をソースにこんな煽りタイトルつけるのかと思ったぞ



オーストラリア大使館のプレスリリース

オーストラリア、オランダ、ニュージーランド政府、南極海での責任ある行動を呼びかけ
http://www.australia.or.jp/pressrelease/?id=TK16/2009
2009年12月7日

ティーブン・スミス 豪外務大臣、マキシム・フェルハーヘン オランダ外務大臣、マレー・マッカリー ニュージーランド外務大臣は2009年12月7日に以下の共同声明を発表した。(英文リリース翻訳・文責:在日オーストラリア大使館)



オーストラリア、オランダおよびニュージーランド政府は、いわゆる「調査捕鯨」に、引き続き断固として反対する。我々は、先般の日本の捕鯨船団による南極海への出航を非常に残念に思う。


これまで過去数年にわたり、二国間会談や国際捕鯨委員会IWC)等の多国間協議の場を通じて、我々は、閣僚レベルあるいは外交レベルで、調査捕鯨に対する反対の意を強く表明してきた。


今シーズンの南極海における日本の捕鯨活動もまた、環境保護団体「シーシェパード」の「スティーブ・アーウィン」号(オランダ船籍)や「Ady Gil」号(ニュージーランド船籍)の派遣等による抗議行動に直面する可能性があることを、我々は認識している。


3カ国政府は、公海を含む領域で個人や団体が平和的な抗議活動を行う権利を尊重する。しかしながら、我々は、抗議活動者であれ捕鯨従事者であれ、いかなる関係者による危険あるいは暴力的な活動も容認せず、むしろこれを非難する。


3カ国政府は、すべての不法行為が、関連する国際および国内法に基づいて処理されるよう望む。


南極海は遠く離れた荒涼とした海域であり、事故発生の可能性が高い一方で、救援および救助の面で限られている。3カ国政府は、全関係者が節度をわきまえ、海洋上の安全確保を最優先事項とするよう、共同で要求する。


この夏(南半球)、オーストラリアはニュージーランドによる協力の下、南極で、鯨の保護にとって急務とされる大規模な調査を、最先端の非致死的科学技術を用いて実施する。


オーストラリア、オランダおよびニュージーランドは、IWCの今後について協議する外交交渉に参加し、外交交渉が鯨の保護を図るための最善策を提供するものであるとの認識を保持していく。