最近見た映画 メモ

『M』(原題:M – Eine Stadt sucht einen Mörder)

名前だけは知っていた古典。 1931年製作のドイツ映画。フリッツ・ラング監督作品。

失業者あふれる1930年代ドイツの幼女誘拐殺人事件を題材とした「サイコスリラー」の元祖、と思っていたら、ちょっと印象が違った。
ラストの「人民裁判」が印象的。 自称法律の専門家たち(いわゆる犯罪者・ヤクザ)が、ちゃんと弁護士を立てて「人民裁判」を行う。
裁判員制度が始まった不景気な現代日本と、ちょっと比較したくなる。

キャット・ピープル(1942年)

ナスターシャ・キンスキーマルコム・マクダウェル のリメイクは見てるけど、オリジナルは初見。
リメイクはオリジナルシーンを、かなり忠実に再現していたんだなぁ。

長い間フランス映画と誤解。 主演のシモーヌ・シモンがフランス人というのと混同してた。
映画の中では彼女はセルビア出身ということになってる。
精神分析医を巡るエピソードがストーリーの鍵を握っているあたりは、アメリカ映画でしかあり得ない展開。

トランスフォーマー』『トランスフォーマー: リベンジ』

敵味方の区別が付かないし、ストーリーが記憶に残らないw

「リベンジ」の方が好き。 世界遺産の破壊っぷりが豪快

ハリー・ポッターと謎のプリンス

前々作から期待値が下がりっぱなし。 原作本は途中で挫折してるので、なんとなく惰性で見続けている感じ。
期待値が低かったせいか、結構長い映画だけどテンポ良くて退屈しなかったので、良かったのかも。

ルーナ・ラブグッド(イヴァナ・リンチ)がカワイイ

デトロイト・メタル・シティ

いろいろと惜しい

原作の複数エピソードを無理やり繋げて一つの連続したシーンにしたのを、「ギャグ映画だから許せ」という処理をしちゃってるのがなぁ。
「何所で変身してんだよ」という違和感が続いてしまう。
そこあたりの処理を上手くやれば、けっこう傑作になれたかも。
ハリウッドリメイクの噂を聞いたけれど、そっちのほうを期待しちゃうな。
原作の曲作りの話が好きなんだけど、省かれてるのも、ちょっと不満。


宮崎美子が、「のだめ」に続いてミュージシャンの母親役。 案外と合っているかも。
女社長が若すぎるのでは? この映画だと宮崎美子と同年代で、彼女と対になるキャラじゃなければいけないよーな気がするのだが。


【追記】
まさかの地上波放送ってのに、驚く。
最近の邦画では珍しくTV曲出資じゃない映画なので、[地上波では出来ないことをやろうぜ」のノリが有ったはずなのに。
それなりに[地上波バージョン」として編集されてるのだろうけど

のだめカンタービレ 最終楽章 前編

[映画」として見ると負け。 TVスペシャルの素材だよな

ロケとオケとピアノは良かった。
登場人物が原作から大幅に少ないけど、後編は大丈夫なのか?

アバター

ゲーム3本やったみたいな感じ

宮崎駿と宇宙海兵隊戦記とドラゴン飛行ゲーム。 他にもいろいろ混じってる。
「見たことのない世界」ではなくて、「監督が見たかった世界」を3D化という印象。