2004年の米大統領選挙でのTVCM

今回の衆院選での自民党の戦略は、2004年の米大統領選挙に似ているような印象がある。

ここに当時のテレビコマーシャルが保存されている。

この中の
The Living Room Candidate - Commercials - 2004 - Safer, Stronger
http://www.livingroomcandidate.org/commercials/2004


本場のネガティブキャンペーンはひと味違う。
問題発言映像と糾弾するテロップの組み合わせる手法は、どこかニコ動の反民主動画に近いような印象もある。
でも30秒の長さで収めているあたりは、さすがプロの仕事だな。 ニコ動は、とにかく時間が長すぎる。


反ブッシュ陣営が作った30秒広告シリーズも、けっこう見応え有り。

Bush in 30 Seconds
http://www.bushin30seconds.org/

ブッシュ大統領(当時)の憎まれ方が懐かしい感じ。 メディアのブッシュ叩きも、かなりすごかった。
事前の世論調査でも、民主党が優勢という見解が多かったな。


投票結果は共和党が 62,028,194票 50.73% 、民主党が 59,027,612票 48.28% 。


しかし「ネガティブキャンペーンが成功したから共和党が勝った」という単純な話ではないからなぁ。