2008年のblog記事を振り返る

年を越しちゃったけれど。
私がblogを書き始めたのは2006年6月。 最初は「ネットと政治」のことを中心に書いていた。
2007年までは、そういったテーマが中心だったけれど2008年頃から更新頻度がめっきり減っちゃった。
匿名掲示板とはてぶにコメントする程度で気が済んじゃって、エントリーまで起こして書く気力が続かなくなってきたようだ。
しかし、たまに集中的に書いちゃうわけだが…
書いたのは代理出産自民党総裁選・秋葉原無差別殺傷事件・国籍法くらいだな。


2008年2月に、こんなことを書いていた。

「羊水が腐る」騒動で、昔有った論争を思い出して紹介したエントリー。

1980年に渡部昇一週刊文春に書いた「神聖な義務」というエッセイを巡る論争なのだが、このエントリーを書いたときは「出生前検査と命の選別」問題の方に意識が向いていた。


今の時点で読み返すと、別の意味から感慨深い。


渡部昇一血友病の子供二人をもうけた大西巨人のことを、こんな風に書いている。

生活保護家庭である作家の大西巨人氏の家庭で、1ヶ月の医療扶助費が1千500万円だというのである。しかも同氏は家賃7万円の借家に住み、公営住宅への移転も拒絶しているとのこと。


国籍法改正騒動で、生活保護とかなにやら日本人の血税をすする「新日本人」のことがさんざん話題になっていたけれど、そういった発想を既に1980年代から渡部昇一がしていたのだなぁ、とひじょうに嫌な気分になった。


新年早々、こんな事をかくとはなぁ…