「現職閣僚が誰も国籍法改正案の中身について知らなかった」という嘘

平沼赳夫が言いふらして、それを真に受ける人が大勢いるという事実にはうんざり。
間抜けな話ですが、これが現実でしょう、だな。


6月4日の最高裁判所大法廷判決で違憲判決が出たときの法務大臣鳩山邦夫
今は総務大臣、そして太郎会会長でもある。
それなのに、なんで河野太郎の方に攻撃の矛先が向くのだ? スジから言えば、担当大臣だった鳩山邦夫を攻撃すりゃいいのに。


【資料】→ http://d.hatena.ne.jp/LondonBridge/20081212/1229017050


「11月17日に開かれる予定だった太郎会で、勇士が首相に直訴をする予定だった」とかいう話も流布されているが、太郎会会長・鳩山邦夫には何か言うこと、聞くことはなかったのだろうか?



阿比留瑠比記者ブログ  「国籍法改正案」緊急対策会議で語られたこと11/17 18:50

 本日、午後4時から衆院第一議員会館で開かれた「国籍法改正案」緊急対策会合に行ってきました。会合の中身については、別の記者が記事にすることになったので、私は興味深く感じた部分について記そうと思います。それは、出席した14人の議員の多くが、口々にネットを通じた反応について言及したことと、国会議員たちが閣議決定に加わった閣僚を含め、本当にこの改正案の中身について知らなかったという事実などです。間抜けな話ですが、これが現実でしょう。
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/799264/


週刊新潮』’08年12月4日号 【拡大版・緊急対談】平沼赳夫 vs 櫻井よしこ 日本ルネッサンス 第340回

平沼 思考停止といえば、麻生内閣も同じです。と言いますのも、現職閣僚の一人が、私に、「自分も国籍法改正案に署名してしまったが、まずい法律だと、ようやくわかってきた。何とかしてほしい」と言ってきました。こちらは、「あんた、閣議で花押を押して、サインしたんじゃないのか」と訊き返したら、「こんな法案とは知らず、流れ作業で判を突いてしまった」と……。これは非常に象徴的な話です。


櫻井 閣議の時に署名はしたが、中身は判っていなかったというわけですね。


平沼 そうです。私も何度か閣僚を経験しました。確かにその経験に照らすと、閣議の時、官房長官が法案を読み上げるのを聞きながら、目の前の閣議書に署名をします。しかし、多い時は20件くらい次から次へと法案が回ってくるわけです。そうなると、総理以下、流れ作業で署名するような状況です。私に連絡してきた閣僚が「流れ作業」と言った意味はそういうことなのです。

http://yoshiko-sakurai.jp/index.php/2008/12/04/「“国籍法”改正は日本の危機」/


◎ 政 治 ◎ 「国籍法」改悪が秒読み?! ? 城内実のとことん信念ブログ

 国籍法の「改正」案が4日の参議院法務委員会で可決される見込みだ。本3日の「めそ」さんによるブログの書き込みとご本人からの事務所への電話もあり、早速午後一で浜松から東京の平沼赳夫先生の事務所に電話を入れる。K秘書さんを通じて平沼赳夫先生とこの問題について直接お話する。


城内実:「明日の参議院法務委員会までになんとかなりませんか。」


平沼赳夫先生:「最大限努力する。しかし、ここまできたら難しいな。自民党公明党だけでなく、野党の民主党が賛成だからな。閣議決定の時点でつぶすべきだった。N大臣は気がつかなかった無念だと言っていた。選挙に向けての地元活動で国会議員が東京を留守にしている間に進められてしまった。本日4時に同志が集まって協議するが、何とか附帯決議にDNA鑑定と扶養義務などを盛り込みたい。」


城内実:「日本の将来を左右する大きな問題なのでどうかよろしくお願いします。」


平沼赳夫先生:「分かった。早く国会に戻ってこい。」


 その他、平沼赳夫先生より、全国の心ある同志のみなさんから国籍法改悪反対のFAXやメールを多数いただいており、すべてに目を通していること、メールには可能な限り返事をしていること、などを述べておられた。
http://www.m-kiuchi.com/2008/12/03/kokusekihoukaiakuwanihonchinbotsu/


麻生内閣のN大臣といえば、野田・中曽根・中川昭一二階俊博。 ネットでは中川大臣、ということになっている。

NHK問題の時より、はるかあに信頼性が低い気がするぞ。