国籍法騒動で「はてぶ」だけが浮いているのは何故?

ソーシャルブックマークサービス(SBS)は他にもあるのに、何故はてぶが「国籍法改正」賛成一色になったのか?


私の見たところ、今回の騒動ではてぶの流れを決定づけたのは以下の3つのエントリー


3つめは、エントリーそのものではなくて、コメント欄の炎上だけど。
11月半ばの時点で、小難しい法律論議とか様々な陰謀論っぽい疑念で態度保留の人も、丁寧な解説と反対派の酷さの情報が共有されることで、一気に流れが変わったように感じてる。

他のSBSやニュースサイト

今回の騒動で最重要エントリーの一つ「○○○!知恵袋 国籍法は改悪なんでしょうか?」の評価を、はてぶ以外で調べてみた。


Yahoo!にもブックマークサービスがある。 ブックマーク数は今日現在(12月11日)で12個。

http://bookmarks.yahoo.co.jp/url?url=http://blogs.yahoo.co.jp/isikeriasobi/55815187.html

ブログに登録ボタンが表示されているのだが、利用率は低いかんじ。

Yahoo!ブックマークだと、公開タグ、公開コメント、関連するページ、記事との一致などで表示される情報が少ない。
もっと情報が欲しければ「続きをYahoo!検索で見る」というワンクリックが必要。
はてぶとは、システム設計の考え方がかなり違う。
他の記事と併せて読むようには、言い換えれば空気を読めるような仕組みには、なっていない。


ユーザー参加型ニュースサイトnewsing(ニューシング)には、「この記事、おすすめ?それともがっかり?」ボタンが有り、コメントも書き込めるようになっている。
ここでの「「○○○!知恵袋 国籍法は改悪なんでしょうか?」の評価は96point、おすすめ5、がっかり4、コメントは無し。(12月11日)
http://newsing.jp/entry?url=blogs.yahoo.co.jp%2Fisikeriasobi%2F55815187.html
newsingでは、反対派のニュースが多いな。 国籍法改正反対派が優勢という感じ。




なんちゅうか、まぁ…
はてな住民以外からは、「はてなは特殊な村」と見えているのかもなぁ

はてぶ以外は、基本的には「数量」だけがものを言うシステムでしかない、ということなのかな?


【追記】
ニコニコ動画については、こちらが詳しい。

はてぶの「このエントリーの関連エントリー」は刻々と変わるけれど、懐かしい(!)ものがいろいろ出てくるなぁ。 


【関連】
■国籍法改正騒動の時系列メモ & 若干の補足
http://d.hatena.ne.jp/LondonBridge/20081206/1228491261
http://d.hatena.ne.jp/LondonBridge/20081210/1228867976