浅田飴と伽羅先代萩

浅田飴の引き札「先代萩」

日本の母親について、あれこれ調べるうちに引っ掛かった豆知識。

浅田飴は、歌舞伎の「先代萩」を広告キャラクターにしていた

浅田飴明治20年(1887年)に創製されて、当初からユニークな宣伝で売り上げを伸ばしていた。
明治38年の新聞広告に「たん、せきに浅田飴  すきはらにめし」という文句が載っています。 引き札(浮世絵風のチラシ)も作られています。
これは「お腹がすいても、ひもじうない」で泣かせる、歌舞伎「先代萩」の名場面のパロディ。
当時は挿絵と台詞の抜粋だけで、なんの芝居かが伝わっていたんだろうなぁ。