政治家の動き

厚生労働省の2003年の厚生科学審議会生殖補助医療部会の答申に基づいた生殖補助医療に関する法案を潰した野田聖子のインタビュー
2006年12月1日付けでwebに掲載

■生殖補助医療の実態に沿った法整備に向けて、野田さんはどんな活動をしていますか?


野田 民主党小宮山洋子さん、自民党山際大志郎さんらと超党派で勉強会をつくりました。来年の通常国会に、議員立法での法案提出を目指しています。生殖補助医療は原則自由、患者主体で行えるとする特例法です。生まれた子供は、法的に実子とできる。「本人が納得して責任を取るなら、国はそれを止めません」という原則に基づいて、今、素案をつくっている段階です。社会が(実態を)許容しないのは法がないから。法があれば社会は許容します。
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/person/interview/061127_noda2/index1.html


小宮山洋子が国会質疑(165-衆-内閣委員会-3号 平成18年10月27日)の中で、クローン技術や代理出産について発言している。
そのときの高市早苗国務大臣の答弁。 彼女は「余り考えてもみなかった」そうです。

 ただ、今までは、代理出産はだめですよということで、もうそこで議論がとまっていた感があります。私なんかも、このことが大きく報じられるまで余り考えてもみなかったのが正直なところですので、議論は絶対にタブー視しちゃいけない。厚生労働省でもそれから法務省の方でもお考えいただきたいなという気持ちが強うございます。
http://www.komiyama-yoko.gr.jp/situmon.06.10.27.htm


他の民主党議員はどうなのかといえば、西村智奈美衆院議員は「個人的には全面禁止にしたい」らしい。

【暮らし】代理出産認めて 生まれた子を大切に  東京新聞 2007年4月1日


 生殖補助医療の法制化については、野田議員らの勉強会のほか、民主党内にも作業チームがある。「医学的理由で不妊になった場合のみ、第三者が無償で行い、夫婦の受精卵での代理出産は認める。親族による代理出産は認めない」など、中間報告の条件付けは厳しい。座長の西村智奈美衆院議員は「個人的には全面禁止にしたいが、目の前に生まれた子どもがいる。何の規制もなければ安全の確保ができない」と話す。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2007040102005151.html


田村謙治は推進派。
http://www.election.ne.jp/10014/3477.html (2006/10/31のエントリー)


蓮舫は、2006年11月19日テレビ朝日サンデープロジェクト」で、はっきりと反対と言明している。
http://londonbridge.blog.shinobi.jp/Entry/224/


民主党としての法案作成作業は進んでいるのかな?
野田聖子達の議員立法での法案提出は進んでいるのだろうか?


代理出産容認という意見は、3月にずれ込んだ日本学術会議の提言のなかに「少数意見」として記載される程度じゃないだろうかな。
副委員長が「少数意見じゃない、説得力欠ける」と言っているのだろうか?

代理出産禁止「説得力欠ける」 2007年7月20日 
※学術会議副委員長 町野朔(上智大学法学研究科教授)インタビュー
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/renai/20070720-OYT8T00063.htm