匿名の言論活動「論争に重大な影響なし」

小谷野敦JR東日本への禁煙措置の取りやめを求めた訴訟の棄却理由を、ちょっと改変してみた。

匿名相手の論争で受ける不利益は、相手に卑怯さを感じることだが、それは論争に重大な影響を持つものではない。匿名は社会的に容認されており、卑怯さが我慢の限度を超えるとはいえない。


<元ネタ>
JR全面禁煙「生存に重大な影響なし」 東京地裁
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/071222/trl0712220110000-n1.htm


JR東日本を提訴
http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20070324
http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20071220



禁煙ファシズムと戦う (ベスト新書)

禁煙ファシズムと戦う (ベスト新書)

この本の中に、今回と似たような理屈が書かれているらしい。

だいたい電車内で、携帯電話の使用はご遠慮くださいとアナウンスが流れているのに平然と用いている連中がいる以上、車内で喫煙しても良い道理になるし
(P29)

そして、この本を巡ってミクシィで一悶着有った模様。

小谷野敦逃亡記
http://winef.ddns.us:680/~winef/koyano/koyano1.html

進歩がないのだなぁ。