政局を眺めながら

今回の政局は、おそらく参院選の惨敗当日からの因縁なんだろうな。

改造内閣:党執行部に盟友…閣内に安倍批判派(毎日新聞
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070828k0000m010092000c.html

安倍と麻生「小泉切り」の密議(文藝春秋) - 2007年9月10日
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20070910-01-0701.html

「政権乗っ取り」に動く麻生の野望 (1)
http://www.data-max.co.jp/2007/09/_1_210.html

参議院惨敗の午後、いち早く官邸に行き、安倍総理の続投を決めたこと。
「お友達」脱却、小泉切り… まぁ出身派閥町村派離れ。
森喜朗が「反安倍」を取り込んだ「挙党一致」を進言するも、AAラインは「非安倍」を登用した「半挙党一致」内閣を作っちゃう。
参院議員会長・青木幹雄の推薦も無視するし。


ここあたりの人事の怨みが今回の政局の遠因、というのが大方の見方であるようだ。

安倍辞任の真相は?

よくわからん。 


辞任会見を素直に読むべきなのか?

安倍首相辞任で思い出すこと(極東ブログ
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2007/09/post_e2fc.html

テレビや政治家たちは、病気説をさかんにプッシュ中。
14日NTV朝の番組で平沢勝栄・塩川清十郎は「会見で述べた辞任の理由は後付。病気で頭が働かなかったからでは?」などと述べている。


スキャンダル説が、来週の目玉かな

安倍スキャンダルは本物――自民党崩壊の地響き(団藤保晴の記者コラム「インターネットで読み解く!」)
http://dando.exblog.jp/7446546/

西村眞悟の話が、ちょっと面白かった。
http://www.n-shingo.com/cgibin/msgboard/msgboard.cgi?mode=Printview&page=310

 何故、安倍晋三は精神と肉体の限界を超えてしまったのか。
 それは、総理大臣として、自分の祖父の生きた時代を「誤り」と発言し、靖国神社への参拝を回避したからである。


 この私の思いを冷笑するのが、近代合理主義であることはよく分かっている。
 しかし、ご自分の父親そして祖父を、人前で「間違ったことをしたやつだ」と公言して、読者諸兄姉は日々愉快ですか。
 さらに、その間違ったことをした者の子として孫として「生きる力」が湧いてきますか。
 理屈ではなく、まさに自分がそうすればどうなるかと思って頂きたい。

 
 安倍総理は、まさにそれをしたのだった。
 昨年秋、予算委員会における民主党菅直人氏の
大東亜戦争開戦の詔書に大臣として署名している貴方の祖父の岸信介大臣の行為は正しいのか誤っているのか」
との質問に対して、「誤っている」と孫の安倍総理は答えたのだった。私は愕然とした。祖父の存在とは当然ながら、自分が今ここに存在する命の連鎖のかけがえのない一つである。
 私は、とっさに、彼のために次のように言うべきだったと思い悔やんだ。
「正しかったか間違っていたか、それは、歴史の評価に委ねられている。ただ、孫の私としては、あの祖父があの時に開戦の詔書に署名するという枢要な立場にいて歴史に名を刻んだことを誇りに思っている」
 さらに、開戦が「誤り」だと発言した安倍総理は、靖国神社への参拝を回避したのだった。
 このことが、この度の辞任に至る淵源である。
つまり、安倍総理は先祖と英霊のご加護を回避したということになる。

情報戦

辞任直後から、いろいろ怪情報が飛び交う。
安倍側近の言葉とされるものが、一定の影響力をもったみたいだ。

【緊急トーク 手嶋龍一×阿部重夫】「亡国の総理」辞任
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070912-00000000-fac-pol

「クーデター」に失敗 福田の後塵を拝した麻生
http://www.data-max.co.jp/2007/09/post_1560.html
「これは麻生と与謝野の宮廷クーデターだ!」
 安部首相の退陣表明の日、最後までつき従った唯一の側近はそう叫んだ。


「総理が職を賭すと言ったのは、党首会談で小沢氏に特措法延長後の辞任を約束し、自分のクビを差し出すことで民主党の賛成を取り付ける覚悟だった。インド洋での自衛隊の給油活動継続を花道に退陣するというせめてもの望みも絶たれた」(安倍側近)

しかし、この情報が本当だとすると、安倍と側近はとんでもないバカということになるのだがなぁ?
普通に考えれば(?)、この情報で得をする人物が流した噂だろうに。


二階堂.com (苦笑)だと 

福田擁立を画策した5人組は、森、中川(女・シャブ・右翼・朝鮮)、青木、福田、野中の売国亡霊5人組
http://www.nikaidou.com/2007/09/post_541.html

だそうで…

ま〜、反麻生の声が吹き出してきた感じではあるけどなぁ。

深谷隆司のHPより
http://www.fukayatakashi.jp/cgi-bin/news/index.cgi?status=detail&num=972
 今までは、現職の幹事長の麻生氏が本命と言われておりましたが、逆に福田圧勝の勢いとなりました。
 その理由は、参議院惨敗の後、いち早く官邸に行き、安倍総理の続投を決めたことや、辞任を3日前から知っていて、しかもその次の夜、鳩山邦夫氏らと麻生総理をつくる会と称して宴会をし、それを得々とテレビに撮らせるなどの「はしゃぎ過ぎ」が裏目に出たといわれています。

「麻生総理をつくる会と称して宴会」ってのはなぁ。 悪意見え見えwww
正確には9月10日(月)ニューオータニで定例の「第9回太郎会」が、鳩山会長の法務大臣就任、麻生太郎会主の幹事長就任祝いをしたということを指している。


「病気で限界」説を強調してる人によれば、辞意を漏らした病気の総理を放置して酒を飲んでいたのは、非人道的で、けしからんことであるらしい。


麻生派岩屋毅による反論

「派閥足し算選挙」と頑固戦います!
http://iwaya.junglekouen.com/