一寸先は闇
「麻生太郎を軸に」と報道された思えば、いつの間にか混沌としてるな。
朝日新聞社説の変遷(といっても2日間)
14日社説
自民総裁選―次はこんな資質の人を
http://www.asahi.com/paper/editorial20070914.html
>いたずらにキャリアを重ねればいいわけではないが、豊富な経験がものをいうのは間違いない。
>人々に親しまれる大衆性はいいが、品格を失えば国民としては恥ずかしい。
どう見ても福田ヨイショ麻生ダメな雰囲気作りなのに
15日社説
総裁選告示―今度は「福田雪崩」とは
http://www.asahi.com/paper/editorial20070915.html
1年前、圧倒的に安倍氏を支持し、参院選後の続投まですんなり受け入れた同じ自民党が、今度はなぜ福田氏なのか。麻生氏もそこを突く論戦を挑んでみてはどうだろう。
山本一太の場合。
9月13日
総裁選挙でどの候補を応援するか?!
が、総裁選挙で誰を支持するかは、各候補者の政策や公約を見極めた上で決めたいと思う。 安倍首相の「突如の辞任」は全くの想定外だった。 「じゃあ、今度は違う人を全面的に支持する!」なんてコロコロ態度を変えられない。 加えて、候補者の政治姿勢や政策を全く見ないうちに「投票行動」を決めてしまったら、オープンな総裁選挙をやる意味がなくなってしまう。 このブログには、「こことあそこの派閥の応援で優勢が固まったから」ではなく、「この人の政治姿勢や政策に賛同出来るから応援する」と書きたいと思う。
14日
http://blog.so-net.ne.jp/ichita/2007-09-14
本日は午前7時45分から党本部で「改革派勉強会」(正式名称は未決定)の発足会合を持った。 佐藤ゆかり氏を除く7名のメンバー(山本一太、世耕弘成、西村康稔、柴山昌彦、山際大志郎、山内康一、上野賢一郎が出席。 会の顧問である竹中平蔵氏を交えて政策の議論をやった。
この勉強会の後、午前11時から町村派の総会に出席。
20:44 に、こんな事を書いてしまう
9月14日:パート2
http://blog.so-net.ne.jp/ichita/2007-09-14-1
総裁選挙と言えば、本日午前11時から行われた町村派の総会で「グループとして一致して福田康夫元官房長官を推す」ことが決定された。 世代交代のシンボル的存在だった安倍首相を担いだものの、思いもかけなかった終局を迎えてしまった。 ここは、福田氏のバランス感覚と安定感で危機突破を図るしかないかもしれない。 総会での短い言葉の中に、政治家としての「強い使命感」を感じた。 さらには、改革路線をリードしてきた小泉前総理も、中川前幹事長も「福田支持」を明言した。 「福田康夫総理」が(改革の痛みの部分には一層の光をあてつつも)「小泉ー安倍改革路線」を逆行させるー自民党の先祖ガエリを許したり、古い政治手法を復活させたりするーようなことは断じてないと信じて、今回は同郷の敬愛する先輩政治家・福田康夫候補に一票を投じたいと考えている。
(略)
派閥総会での福田元長官の短い挨拶には、自民党の(というより日本の)窮地を救うために「あえて火中の栗を拾う」という覚悟が感じられた。 その意味で、明日の福田氏の出馬表明記者会見に注目している。 必ず「応援する理由」を再確認出来る。 そう信じている。
政策を全く見ないうちに「投票行動」を決めているのじゃないか?
まったくもって。おっちょこちょい。
一日くらい待てないモノなのかな。
チルドレンの「迷走」
当初の19日投票暗に対して
「政策を出し合って、それをみんながじっくり検討する最低限の時間をとってください!!」
とか言って総会やテレビで絶叫。 投票日を24日にすることを勝ち取る。
しかし候補者の政策を検討することもなく、小泉さんが福田支持表明の情報のみで、これまた相当数が雪崩。
当初は、短期決戦では麻生有利といわれていた。
多数派工作の時間稼ぎのつもりだったろうが、墓穴を掘ったのではないか?
公開討論会、立ち会い演説会、街頭演説が今後有るのだろうし、支持の理由などもワイドショーで聞かれるだろうに。
「地方の声」なども、はたしてどう動くか流動的。
「派閥主導」という批判に耐えられるだろうか。