「甲子園を目指すレベル」と「プロ野球で一軍を目指すレベル」

この上に「球団オーナーを目指すレベル」というのも有るけれどww



たけくまメモの【blog考】連載から、「プロ」とネットの関係をちょっと考えてみた。

http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/blog4_c847.html
 無茶なことをしようとしていたものだが、最初は、サーバーを自前で立てようと本気で考えていたのだ。長年の文筆家生活で、出版・流通・販売を他者(版元や取次など)に委ねなければならないことにジレンマを感じていたこともある。インターネットにおいてサーバーを自分で持つということは、作家が執筆活動をすると同時に、出版社・取次・書店まで個人で所有することと同じである。これがどれだけラジカルなことであるか、一般にはなかなか伝わりづらいかもしれない。


パソ通時代から、自分でサーバー建てるのがネットワーカーの究極の目標という風潮が有った。 win95以前の草の根ネットワーク最盛期は、月刊アスキーの付録に電話帳のようなのが付いていたな。
うたい文句は「言論の自由の確保」「地域コミュニケーション」「アングラ・エロ情報」「在宅ワーク」etc.、いまも昔も似たようなもんだな。


1995〜2005年までは、いろんなネットビジネスの動きがあったけど、スルー 
竹熊氏がblogを始めた頃は、ネットで稼ぐ方法としては

などが、有望視されていた。



2006年3月付けの梅田望夫氏のエントリーをきっかけに、アフィリエイトの実態が話題になった。

[ウェブ進化論] 「表現者として飯が食えるか」についての貴重な証言
http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20060322/p1

ウェブ進化論」の内容に関して、Adsenseで月70万円稼いでいるという人のトラックバックが紹介される。

表現者と「ウェブ進化論」:住 太陽(スミ モトハル)のブログ。
http://www.motoharusumi.com/jobs/clarifying_the_web/communicator_and_the_evolutionism_of_web.html
この結果、僕がこの種の広告収入で得るお金は、2005年9月に既存のサイトにAdsenseを貼り付け、その当月にいきなり980ドル程度の報酬を得たところから始まり、その後のアフィリエイトへの参加などで報酬は増え続け、今では月間70万円程度に達し、今も増え続けています。この種の「富の分配システム」を活用し始めてから、わずか半年しか経っていませんが、このようなことは現実に可能であり、単に「飯が食えるか」という点で言えば、既存メディアで表現を行って報酬を得るよりも、ウェブ上の広告収入のほうが遙かに率がよいのです。

それに対しての厳しいツッコミが入る

「文章によるネット上の表現」と「儲かるアフィリエイトサイト」は別物ではないか?:
http://diary.yuco.net/20060323.html#p01

住氏が代表をつとめる法人のサイトの下の方に、運営サイト一覧がある。

住太陽の「SEO 検索エンジン最適化」
松下健次郎の「人を動かすウェブライティング」
坂本邦夫の「基礎からわかるホームページの配色」
クリーニング ナビ
リサイクル ナビ
ガーデニング ナビ
リフォーム ナビ
エクステリア ナビ
不動産 ナビ
引越しナビゲーター
中古車 ナビ
結婚相談所 ナビ

上から3つの個人名入りのサイトを除いた○○ナビという9つのサイトで、収入のうちかなりを稼いでいるのではないかと推測する(あくまでも私の推測である)。


2006年09月、切り込み隊長のエントリーで再び住氏のことが話題になる。

SEOの10のステップとSEO業界の裏側:住 太陽(スミ モトハル)のブログ。
http://www.motoharusumi.com/jobs/marketing/seo_and_search_marketing/10_steps_of_seo_and_inside_story_of_seo.html


SEO業界についての住太陽氏の言説が笑える:切込隊長BLOG(ブログ)〜俺様キングダム
http://column.chbox.jp/home/kiri/archives/blog/main/2006/09/16_102613.html


切込隊長が釣られてくれて嬉しい :住 太陽(スミ モトハル)のブログ。
http://www.motoharusumi.com/jobs/marketing/seo_and_search_marketing/kiri_was_caught_to_my_entry.html

もう完全にその通りです。僕が支援しているのは、「甲子園を目指すレベル」であって、「プロ野球で一軍を目指すレベル」を支援しているわけではありません。

つまり、「プロ野球で一軍を目指すレベル」以上じゃないと「飯は食えない」!というのが、ファイナルアンサーってことだな。


3月のエントリーをきっかけに、「では、実際どれくらい稼げてる?」という話が、それなりにアクセス数のあるブロガー間で話題になった。 「頑張ると書籍代を賄えるくらい」という話に落ち着いたような記憶が有るなぁ… 



2006年6月には、ネット媒体の原稿料が話題となる。

みなさん、さようなら。ブログ連載から降ります。:烏賀陽(うがや)弘道の音楽コラム(2006年 06月 08日)
http://www.actiblog.com/ugaya/7007
はてなブックマーク
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.actiblog.com/ugaya/7007


フリーにとって原稿料とは何か(1):たけくまメモ
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/http.html


貧すれば鈍、鈍すれば廃刊:404 Blog Not Found
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50529972.html

竹熊氏の要約
「AFPBB(原稿発注側)の依頼でネット連載を引き受けたが、原稿料が異常に安すぎる。これでは原稿にかける労力(取材・データ検証・執筆)にとても見合わないので、降ろさせてもらう」


プロ野球の一軍レギュラークラス」であっても、なかなか厳しいみたいだ。


2006年頃は「ネットで稼ぐ」系の本はいっぱい出ていたけど、最近は見ないな。
広告TBは、まだまだウザイくらい来るけれど。


と思ってたら、「漫画実話ナックルズ」にデカデカと「ネットで副業」とwww
http://d.hatena.ne.jp/BigBang/20070818/p1



【追記(8月20日)】
まぐまぐのメルマガ発行部数ランキング
http://www.hat.hi-ho.ne.jp/heart_thoughts/rank/index.htm


有料メルマガの発行部数や収支決算はどうなってるのかなぁ。