学園RPG「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」

もはや惰性で観にいっている。

映画は１〜３まではレンタルDVD、３のレンタル開始の時に一気にまとめて観た。
「アズガバンの囚人」が一番好きだな。　ハーマイオニのパンチとか「時をかける少女」っぷりも楽しかったし、ルーピン先生との絡みがちょっと切なかった。

ルーピン先生役のデヴィッド・シューリスは、太陽と月に背いて [DVD] (1995)でのヴェルレーヌ役が印象深かったりする。
そのため、ハリーポッターの世界で学生時代の友情を強調しすぎると、ｳﾎｯというかBL風に見えてしまうかも(ワシだけか？）

本の方も4巻までは読んでいる。　翻訳がヘタだとか、誤訳が多いという評判も聞いていたので、検証サイトとかファンサイトも参考にしつつも1〜3巻までは、それなりに楽しめた。　でも４巻で飽きてしまった。

１〜３まではミステリー仕立てで、謎解きや伏線の張り方がそれなりにうまいと感じていたが…
４でがっかり。　新キャラクターが出過ぎ。　しかも、たいして魅力的でもなかったし、展開も強引すぎる。　ヘタなラブコメ路線も混じるし…
４は映画のキャスティングにも不満。　ノッポと筋肉とグラビアアイドルと可愛くない東洋系少女では…

この後は小説はパスで、映画だけ観てればいいかなと思ってる。

今回の映画では、女生徒達に「魔女の卵」というオーラが感じられなかった。　普通の人間の女子高生が部活やってるみたいだ。　「不思議ちゃん　ルーナ」ことEvanna Lynchだけが目立つ。　彼女の今後の活躍に期待したいところだが…　次作では絆創膏など貼って欲しいなww　（しかし、この巻でしか活躍しないらしい）

スネイプ先生のトラウマが、ちょっとせこい…　　もうちょっと、格好いいトラウマを考えてやればいいのに…　(物語が進むと、なにかもっと深みが出るのかな？　たとえばネビルみたいな）

全体的にRPGっぽかった。　スタートレックとスターウォーズの影響も感じた。魔法とフォースが似すぎてるwwww
暗黒面に落ちる「俺様」が不気味すぎるけど。

テンポが良くて退屈しなかったけど。

今回はダンブルドアのアクションシーンが多い。　初代のリチャード・ハリスは、実はけっこうはまり役だったんだな。　彼の勇姿を観たかったな　…