言葉責めのお手本「ザ・コンテンダー」
- 出版社/メーカー: アミューズ・ビデオ
- 発売日: 2001/10/26
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副大統領の急死で、大統領が女性上院議員を後任に任命しようとするが…
え〜と、日本で言えば田中眞紀子みたいな立場の人が主人公。性格はまったく違うが。
副大統領を選ぶための手続きが興味深かった。 大統領の鶴の一声で人事が決まるわけではないんだな。
あらゆる機会を狙い、様々な手法を使って就任を妨害するゲイリー・オールドマンが渋い。 ほかの映画とは別人のような政治家ぶりだ。 いろんなタイプの悪役の引き出しがある役者だな。
閣僚に任命するためにはFBIの「身体検査」が必要、というのが興味深かった。 「羊たちの沈黙」のクラリスみたいな新米FBI捜査官が出てくる。
日本はどうなっているんだ?
パウエルやライスが大統領に声をかけられたとしても、これじゃぁやりたがらないだろうな、というくらいの試練が副大統領候補のヒロインに降りかかる。
大統領をヒーローとして描こうとするハリウッドが、有る面では羨ましく感じたりするなぁ。 暴れん坊将軍の現代版なだけかもしれないけれど。
日本だと、本宮ひろしの熱血政治マンガに、そういう雰囲気があるくらいだろうか?