推奨しないが「準惑星」だそうだ
日本学術会議物理学委員会 IAU 分科会及び天文学・宇宙物理学分科会で決まった模様。
ちなみに担当大臣は高市早苗のようだ。
第一報告:国際天文学連合における惑星の定義及び関連事項の取扱いについて(pdf)より
http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-20-t35-1.pdf
dwarf planet の日本語での表記が必要な場合は、「準惑星」。
またdwarf planet の概念は、高校までの学校教育に必要なレベルを超えるものであると判断される。これらを踏まえ、少なくとも適切な概念整理が進むまでの当面の間は、学校教育をはじめ社会一般においては、この用語・概念を積極的に使用することは推奨しない。
エッジワース・カイパーベルト天体、カイパーベルト天体、TNO と従来呼ばれてきた天体及び天体群を表す日本語名称として、「太陽系外縁天体」を推奨する。太陽系に関する記述であることが明白である場合は、単に「外縁天体」としてもよい。
small solar system bodies の日本語名称として、「太陽系小天体」
「冥王星型天体」
もう少し練り上げていく予定みたい。 確かに、慣れるまで、定着するまで時間がかかるだろうな。
「矮惑星」は、イメージが悪いということらしいが…
Associate Professor=准教授
Assistant Professor=助教授
Dwarf planet=準惑星
Red dwarf=赤色矮星
White dwarf=白色矮星
Brown dwarf=褐色矮星
Black dwarf=黒色矮星
Red giant=赤色巨星
日本語は難しい。 英語のまま覚えた方が早いのではないか、などと一瞬思ったりする。
【関連】
天文の表記はどうなる http://londonbridge.blog.shinobi.jp/Entry/153/