まだ読んでいないのだが

中沢新一批判、あるいは宗教的テロリズムについて でタントラ・ヴァジラヤーナについての考察がなされているのかなぁ?

前にも書いていたことだけど、宮内勝典善悪の彼岸へ」にタントラ・ヴァジラヤーナについての考察が書いてある。 彼の解釈はちゃんと検証されたモノなのだろうか?  「直感」のみで書いているような気がしたけれど。


「タントラ・ヴァジラヤーナは被差別民が編み出した恐ろしい教義である。 それをオウムは採用した」という感じ。(かなり大雑把なまとめだが…)
宮内勝典の解釈は、中沢新一が元ネタのような気がする。 そしてそれは藤原新也も共有している解釈のような気もするが…中沢新一の著作はあんまり読んでいないので、あくまでも私の推測だけど…


彼らは、麻原こと松本の出自が被差別階層出身だからタントラ・ヴァジラヤーナに惹かれた・発見したのではないか、という推測をしているような気がする。
言い方を変えれば「タントラ・ヴァジラヤーナを唱える者は、被差別階層出身者であるはず」。


在日朝鮮人説・被差別部落出身説・そして水俣病説等が繰り返し出てくるのは、ここあたりが関係しているのではないかなぁ????