ことのは問題の記事が載っていた
- 作者: 渡邊直樹
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2007/03/01
- メディア: 単行本
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インターネットの中の宗教 web2.0と宗教のゆくえ
國學院大学講師 黒崎浩行
- web2.0が注目された1年
(略)
- 「ことのは」問題
そんな中、「絵文録ことのは」というブログを運営する著名なブロガーの松永英明氏が、アーレフ(オウム真理教)の元広報幹部ではないか、という疑惑が二〇〇六年二月に持ち上がった。松永氏は民主党、自民党のブロガー懇談会に出席していた。松永氏を懇談会に招いたブロガーにも疑惑が向けられた。そして四月、松永氏が元オウム信者であることを認め、オウム脱会の経緯、オウムの教義と現在の著述活動との関わりを語ったインタビュー記事が公開された。この一件は、ブログ上で問題提起したBigBang氏、インタビューに加わったジャーナリストの佐々木俊尚氏、そして幾多のブロガーをも巻き込んだ一大論争となった。
佐々木氏は、一九九五年にオウム真理教を取材した経験がある。そのとき感じた、オウム信者と一般社会との認識のずれ、コミュニケーションの断絶が、一〇年経った今、インターネットという、分断された人々をつなげるメディアを活動の場とする人物の中で変わったのかどうか、今回はそのことを確かめる「ケーススタディ」として臨んだ、と自らのブログで説明した。しかし松永氏は一般社会とのギャップを今でも感じており、もう「諦めるしかない」と答えた。他方で、認識のずれを乗り越えることなく「絶対的正義」を振りかざす批判、炎上がネット上で相次いでいることにも佐々木氏は触れ、「フラットになるということは、こうした絶対的正義をも許容しなければばらないということなのである。これはなかなかたいへんなことだし、抱えていくのは非常につらい」と述べている。
- インターネットによる繋がりと分断
(略)
- 宗教界のネット活用
(略)
- ネットの「こちら側」の危惧
(略)
筆者のblog「Kuro-san: Blog」 http://blog.capnoir.jp/
そう見えましたか、という感想。
私は、普通の元オウム広報幹部だったからではなくて、河上イチローだったからこそ長引いている(いた?)という認識なのだが。
ちなみに、あの黒崎さんとは別人の模様 w