立松和平さん、62歳で死去

映画「実録連合赤軍」についてちょっと詳しく描こうと準備しており、その関連で「光の雨」についても触れる予定だったので、訃報に驚いた。
多臓器不全のため東京都内の病院で死去とニュースで報じられて、なんか凄く違和感があった。
彼だったら、取材先で事故や事件に巻き込まれるような最後になるような、そんなイメージが有った。


彼の小説は、あんまり読んでいないなぁ。
ただ取材は綿密にやっていた、という印象が強い。 そのせいか、資料を殆どそのまま書き写しての「盗作騒動」が2回ほど有った。
光の雨」の騒動が有名だけど、書き直された小説の中にも「これは裁判資料や調書そのままでは?」と思われるところが有る。 「資料」として読めば、確かに興味深かったりするのだが。

連合赤軍についてのあれこれ
http://londonbridge.blog.shinobi.jp/Category/6/

【書評】「光の雨立松和平
http://londonbridge.blog.shinobi.jp/Entry/265/

「典型的な団塊世代の一人」だったようなイメージ。
彼のキーワード

早稲田出身 インド放浪 脱公務員 自然保護 環境問題 連合赤軍 ボクシング パリダカ

いかにも1970年代に青年期を過ごした人らしい言葉が並ぶ。
私の中では、糸井重里と対になる立場の人だな。


ご冥福をお祈りします。