国民が二派に分裂するかも

小選挙区選挙の怖さかな


前回の衆院選挙得票比率

  小選挙区 比例区
与党 49.22% 51.43%
野党 46.02% 48.57%
諸派 4.76% -


自公両党は合わせて小選挙区で全体の49%、比例区で全体の51%。 それでも与党の大勝。 
つまり野党に投票した人の票は「死票」になってしまった。
野党支持者にしてみれば「こんなに負けるのはおかしい」ということで、ものすごい感情的反発が有った。
そのせいなのか、この選挙後以降から自民党批判は、かなり過激なモノになったんじゃないかな。
ネットの反自民サイトにも、えげつないイラストが増えちゃったような印象がある。


今回の選挙は、それとは逆の結果が出ちゃったわけで…
選挙終盤には、自民党が「ネガティブキャンペーン」の封印を解いたこともあって、反民主運動は過激なモノになりそうだな。


2004年アメリカ大統領選挙のときは、民主・共和の対立がすごいことになった。
共和党側のネガティブキャンペーンもかなり強烈だったけれど、反ブッシュ側も「ブッシュ支持者はアホ」という反撃をしていた。
両派の対立は、もう修復不可能のように見えていたな。*1



今月の本屋の書架には田母神さんを表紙にした雑誌が複数並んでいたけれど、その傾向が更に強まったりしちゃいそうな気がする。
ニコニコ動画だと、反民主モノがこれまでも多数掲載され再生数をのばしていたけれど、さらに過激な動画が増えていくのじゃないかな。

*1:だからこそ、オバマの「一つのアメリカ」演説が評判となったのだけど。