鳩山邦夫 雑感

「死神」というより「疫病神」か?

麻生総理の「手紙」とか「真意」を触れ回っているは見苦しいな。



2008年の自民党総裁選挙。
この時は推薦人代表として「表」で行動。 裏選対として「NASAの会」が活躍。
当時のことを甘利明が回想している。

福田総理が突然の辞意を表明し、総裁選が行われるとなった際、私はいち早く菅義偉氏と連絡を取り、中川昭一氏と三人で打ち合わせる事にしました。麻生氏が本命であることは当然でしたが、前回のどんでん返しもあり、また麻生派自身は勝つための戦いをすることに慣れていないという懸念がありましたので、故に裏選対として我々が戦略を組まねばならないと思っておりました。

この三人のメンバーに尾身幸次氏に参加を呼びかけ四人で数回会合を行い、若手への展開、中堅以上への展開の段取りをとり、若手への展開は田中和徳氏や、山口泰明氏の協力を得、中堅以上への展開は各政策グループから 1人ずつ代表を依頼し、6・7名のメンバーで連日打合せ会を開き、併せて表選対の構成もしていきました。終盤には、麻生総裁候補にも顔を出して頂き、政策のすり合わせを行いました。

この裏選対は、連日会合を行ったにもかかわらず、とうとう最後までマスコミに察知されることはありませんでした。「みんな口が堅いということが確認されたなぁ」「いや、全然注目されていないのかも知れませんよ」一切表に出なかった事に不思議な達成感がありました。『菊作り菊見るときは陰の人』という思いで裏方に徹してきたつもりです。


甘利明 国会リポート 第139号 2008/11/2
http://www.amari-akira.com/diet/report20081102_0139.html

みんな口が堅いということが確認されたなぁ
ここが、ちょっと感慨深い。

しかし、組閣のときは情報が漏れほうだい。 この落差も興味深いところ。



今年5月、こんな新聞報道が有った。

 鳩山邦夫総務相「『NASAの会』に入れてくれないか」

 甘利明行政改革担当相「僕の一存では何とも…」

 鳩山氏「会合の費用を全部もつから、次は入れてくれよ」

 甘利氏「『太郎会』の会長で十分じゃないですか…」

 今年に入って間もなくのこと。閣議前に座席が隣同士の鳩山、甘利両氏はこんな会話を交わした。


【政界24時】大谷次郎 麻生首相、決断の時迫る - FujiSankei Business i./Bloomberg GLOBAL FINANCE
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200905110002a.nwc

5月の時点でこういう記事が流れるってのは、鳩山邦夫と「NASAの会」とは別物だという甘利明側からのリークなんだろうな。



鳩山邦夫が飯を奢るのが「太郎会
冷や飯の食い方について語れるのが『NASAの会』