岡田克也批判をあれこれ読んでみたが…

小沢一郎支持者、小沢民主党の路線継続を求める人たちが岡田批判をしている模様。
代表選挙直前のエントリーではあるのだけれど、なんていうか鳩山由紀夫支持・待望論を展開するわけではなく、あくまでも小沢擁護の延長線上で岡田批判がなされている、という印象。

有田芳生の『酔醒漫録』: 「岡田民主党」では日本が変わらない
http://saeaki.blog.ocn.ne.jp/arita/2009/05/post_3253.html

もっとも根本的問題は政治路線だ。全国に「シャッター通り」を作った親族企業は、まさに小泉流の新自由主義路線に乗って日本を破壊した。パーティ券で年間に1億円を集める企業依存体質も問題だ。企業献金の全面禁止をはっきりと打ち出せない理由だろう。官僚の天下り禁止にも曖昧なまま。これでは日本は変わらない。

有田さん的には、親族企業が問題なのかぁ。 なんちゅうかこれだと「政治家の世襲も問題だけど、大企業の親族の政界選出も問題だ」とかいいかねないな。 「芳生」という名前は伊達ではないのかも。


この問題に関しては、週刊誌的にもいろいろ書かれて、岡田氏もいろいろ抗議したり名誉毀損裁判で勝訴していることを、一応指摘しておく。

私の名誉毀損に対する訴訟及びその判決について  http://www.katsuya.net/opinion/2009/02/post-160.html
お知らせ:「週刊朝日」への抗議について  http://www.katsuya.net/news_kougi.html

それにしても、まぁ新党日本の副代表である有田さんとしては、かつて党首も務めた岡田さんを、こうやって批判するのはOKなんだろうか?
岡田民主党になったら、どーする、どーなるんだろうか?


民主党内の岡田支持の若い政治家が嫌い、というのは分かるけれど。(私も嫌いな人が多いw)
田中康夫小沢一郎を支持する人が考えていることは、よくわかんないや。

民主党の代表レースと日本政治の「道徳」: カトラー:katolerのマーケティング言論
http://katoler.cocolog-nifty.com/marketing/2009/05/post-2618.html

小沢一郎と比べると、岡田克也は「暗さ」が足りない、とのこと。
では鳩山由紀夫はどーなの? と思わざるを得ない。 党内クーデターで引きずり下ろされた経験がある人なのだが。
小沢−鳩山体制が、鳩山-小沢体制に変わるだけでOK、ということかな?

代表の資質を欠く岡田氏全面支援のマスゴミ: 植草一秀の『知られざる真実』
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-3844.html

消費税増税を議論する姿勢と、「国策捜査批判」に慎重な姿勢がお気に召さないらしい。


それにしてもなぁ。
もし、岡田氏が勝っていたら、この人達はどうするつもりだったんだろうか?
「マスコミの岡田待望論に踊らされた、腰抜けの民主党国会議員達め」と罵るような気がしてしょうがない。