裁判ドラマでもある「バファロー大隊」
NHKBSで録画。 西部劇特集週間ということなのだが、裁判員制度でいろいろ騒がしい時期に見ると、いろいろと感慨深い。
黒澤明の羅生門っぽい構成で映画は進む。
原題 : Sergeant Rutledge (1960)
監督 : ジョン・フォード
予告編
法廷ドラマとして見れば白人の中尉が主役で、名推理を見せてくれる。
「皮膚の色が裁判の判断材料になるなら、裁かれるべきなのは法廷だ。」という台詞が有名。
でも一番印象に残るのは、容疑者の黒人軍曹役のウッディ・ストロードだな。
ボブ・マーリーの曲をのせた映画のシーン
邦題の由来とか、ボブ・マーリーとの関係
wikipedia:バッファロー・ソルジャー
バッファロー・ソルジャーとは、南北戦争のとき黒人だけで作られた連隊のこと。
映画の挿入歌
まぁ、黒人差別を告発する映画でもあるんだけど、それじゃぁ「インディアン」についてはどーなんだ、などといろいろ時代を感じさせてくれたりもする。