産科崩壊なども背景にしている小説

ジーン・ワルツ

ジーン・ワルツ

どこまでが医療で、どこまでが人間に許される行為なのか。強烈なキャラクターが魅せる最先端医療ミステリー!

美貌の産婦人科医・曾根崎理恵――人呼んで冷徹な魔女(クール・ウイッチ)。人工授精のエキスパートである彼女のもとにそれぞれの事情を抱える五人の女が集まった。神の領域を脅かす生殖医療と、人の手が及ばぬ遺伝子の悪戯がせめぎあう。『チーム・バチスタの栄光』を越えるドラマティックな衝撃が あなたを襲う!
http://www.shinchosha.co.jp/book/306571/

天使の代理人

天使の代理人

天使の代理人〈下〉 (幻冬舎文庫)天使の代理人〈上〉 (幻冬舎文庫)

出版社/著者からの内容紹介
命に代えられるものはありますか?心に無数の傷を負った女達による奇蹟の物語──。「嫌われ松子の一生」で一人の女性の生を描き切った著者が再び命の尊さと対峙した深く胸に響く衝撃作!


内容(「BOOK」データベースより)
平成3年、生命を誕生させるはずの分娩室で行われた後期妊娠中絶。数百にのぼる胎児の命を奪ってきた助産婦・桐山冬子がその時見たものは、無造作に放置された赤ん坊の目に映る醜い己の顔だった。罪の償いのため生きていくことを決意する冬子。その日から決して声高に語られることのない、生を守る挑戦が始まった。平成15年。冬子は助産婦をしながら“天使の代理人”という組織を運営していた。社会的地位を獲得することを目標に生きてきたものの、突然銀行でのキャリアを捨て精子バンクを利用して出産を決意した川口弥生、36歳。待望の妊娠が分かった直後、人違いで中絶させられた佐藤有希恵、26歳。何も望まぬ妊娠のため中絶を考えたものの産み育てることを選んだ佐藤雪絵、20歳。それぞれの人生と“天使の代理人”が交錯し、ひとつの奇蹟が起ころうとしていた―。


エンブリオ 1 (集英社文庫)

エンブリオ 1 (集英社文庫)

エンブリオ 2 (集英社文庫)

出版社/著者からの内容紹介
九州の小さな海岸の町。不妊治療に実績をあげるサンビーチ病院で「神の手」と患者たちに慕われる人気産婦人科医の恐るべき企み。生殖医療の底知れぬ闇を浮かび上がらせる書き下ろし1000枚。


内容(「BOOK」データベースより)
九州の小さな海岸の町。贅沢な施設と高度な医療で知られるサンビーチ病院。不妊夫婦に福音をもたらし患者たちに「神の手」と慕われる院長の産婦人科医、岸川卓也のもう一つの顔。男性の妊娠、人工子宮、胎児からの臓器移植…。生殖医療の無法地帯に君臨する医師の狂気の華がひらくとき。生命の尊厳と人間の未来を揺るがす書き下ろし長編小説。

インターセックス

インターセックス

エンブリオ」の続編