過去の無差別殺人事件(1)

finalventさんが1999年9月8日の池袋通り魔殺人事件の思い出を書いている。

秋葉原無差別殺傷事件、雑感 http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2008/06/post_7ef3.html

東浩紀氏の『第一印象は「ついに起きたか」だった。』 をうけて『私には、「また起きたか」が第一印象だった。』と記している。
私の第一印象もfinalventさんと同じようなものだったな。 連想した事件はもっと古い1980年の新宿駅西口バス放火事件だったけれど。



1999年9月8日池袋通り魔殺人事件の3週間後の9月29日に下関通り魔殺人事件が起こる。
JR下関駅構内にレンタカーで突っ込み7人をはね、その後、車から降りて包丁(刃渡り18センチ)で8人を傷つけた事件。 死者5人、重軽傷10人。


今回の事件も、こういった連鎖が心配。


この二つの事件が大きなきっかけとなって、犯罪被害者給付金支給法の改正につながったのだと記憶してる。

また下関の事件では、自動車ではねられて死亡した2人には自動車保険が適用され、ホームで刃物で刺されて死亡した3人の遺族には「犯罪被害者給付金」だけとなり、保障に大きな差がでてしまう。
仙台アーケード街トラック暴走事件の裁判は、この件が影響しているのだうな。
http://d.hatena.ne.jp/LondonBridge/20080612/1213250229