政治とネット

政局を追っかけて、かなり疲れた。
総裁選を総括してる新聞記事は、妙に「見てきたような」小説みたいな記事が多い。
週刊誌の方は、かなり怪しい噂を元にした記事が多い。 そもそも編集が連休進行だったせいで、飛ばし記事が多いわりに中身がない。
来月以降の月刊誌のほうに、幾分かはまともな記事が増えることを期待したいところ。


年末のテレビタックルで、本人出演で時代劇化されるのだろうなぁ。上杉隆も、本人が瓦版屋として出演するのだろう。


自民党総裁選は公選法の縛りがない選挙だったので、ネットでの活動がやり放題だった。
普通の選挙でも、これくらい自由にやれたら風通しが良くなるのになぁ、と思った。


見逃したテレビ番組の視聴や検証に、Youtubeニコニコ動画が大活躍だった。 「クーデター説」がどうやって、広まって収束していったかの検証はこれからだろうな。

街頭演説の様子も即日アップされたりするので、通常のテレビなんか見ているより面白かった。


注目すべきは、やはり自民党本部前に集まった麻生応援団のことだろうかなぁ。
今回の総裁選は、平日の街頭演説は自粛だった。 9月22日土曜日の仙台での街頭演説の後に、両候補とも都内で街頭演説をやるという情報が前々日から流れていた。 当初は麻生陣営が再びアキバか? などという話もあったみたいだが…
場所が確定したのが21日午後だったかな。 福田陣営が有楽町、麻生陣営が新宿。


戸井田とおるのblogで、公式のアナウンス
http://blog.goo.ne.jp/toidahimeji/e/c8877b509632fd365cfa1450da566cee


自民党本部前での応援に関しては、それ以前から呼びかけられていたりする。
http://blog.goo.ne.jp/toidahimeji/e/987a70e1285f945a509f80a4beb0353d


こういった動員のかけ方は、かつては市民運動勝手連が得意としていた方法という印象が強いのだが、なぜか自民党、というか麻生陣営に自然発生的(?)に巻き起こってしまった。
アメリカ大統領選挙だと、ここあたりは既に手法として確立している(個人献金なども含めて)、という印象があるのだが、日本の政党としてはほぼ初めての事態じゃないかなぁ。


しかし、日本だとこの手法を活用できる候補者てのは、他にはいないような気がするのもたしかだ。
小泉・小池あたりか?? あとは、かろうじてタイゾーが思い浮かぶ程度かな。