パソ通時代の有名人のこととか

あわせて読みたい」を設置してみた。
愛・蔵太さんのサイトが表示されたりして、いろいろ感慨があるなぁ…


なんていうか、「フラット革命」についてあれこれ書いたりしているのだが、この本に「がんだるふ」氏のパソ通時代の記述がちらっと出てくる。 佐々木俊尚氏もパソコン通信をやっていた,やり込んでいたらしいというのに微妙な驚きがあったと。*1
がんだるふ氏のパソ通時代の活躍は知らなかったなぁ。

パソ通時代から活躍してる人を、思いつくまま書いてみると…


愛・蔵太さんの中の人もパソ通黎明期から活躍してた。 筒井康隆電脳筒井線のころからかしら? 
田口ランディ氏もパソ通歴が10年ほどだったか。 
唐沢俊一氏とかのオタク業界の人たちも、多数参加してた。 エヴァのテレビ放送時は、パソコン通信の時代だった。


最近話題の幻冬舎の盗作騒動関連を調べて引っ掛かったニュースにも、懐かしい(?)名前を見つけた。

□「女子高生作」小説、盗作と判明 電子書籍サイトが削除(2007年04月16日15時53分)
 http://www.asahi.com/national/update/0416/TKY200704160194.html

 ネット上の著作権問題に詳しい山下幸夫弁護士は「コピー・アンド・ペーストで簡単に盗作できるようになった今、販売する側が著者と契約書を交わすなどして、問題がないか確認する必要がある。管理があまりにずさんだと、著作権侵害不法行為使用者責任に問われる可能性もある」と指摘している。

山下幸夫弁護士も、かなり初期からパソ通に関わっていた。 ニフティでは「ビートニクス」というハンドルでやっていたのじゃなかったかな。 また、ニフティfsiso裁判では被告の弁護人でもあった。



とゆーか、記者・ライター・作家・編集者は大勢参加していたし、今では大学教授となってる人も相当数思い浮かぶなぁ。
彼らがパソ通時代の経験を語り、インターネットについて提言していれば、もうすこし現状は何とかなっていたのじゃないか……と思うことがある。

パソ通の中の試行錯誤がしっかりと検証・総括・継承されないままに、似たような問題が繰り返し現れているような印象があるんだよなぁ…*2


ネットの歴史、というかパソコン通信の歴史を普通に記録した本ってのが思いつかない。
だれか、元sysopたちとか中の人に取材した本を出さないモノだろうか…

*1:佐々木氏がいつ頃からパソ通をやっていたか知らないけれど、ネット歴がある程度長い人ほど「web2.0」とか「革命」なんて言葉を使わないという印象があったりしたから、本のタイトルが「フラット革命」というのに若干の違和感。(私だけか??)

*2:と、言ってはみたモノのパソ通にはまりすぎた人ほど、語りにくいモノがあるだろうということも、理解できるからなぁ…