ぶっちゃけ 2

伊東乾氏について、書きすぎじゃないだろうかと感じると同時に、まだ書き足りないんじゃないか、という気分が半々。 いちおう切り口を変えつつ、あれこれ書いているつもりだが、微妙に飽きてこないわけでもない。 
ご本人がblog公開して反論など有ったりするならば、もう少しやる気(?)が出るのかもしれないが。


とはいえ、

出版社/著者からの内容紹介
衝撃のノンフィクション・ミステリーの登場!
選考会騒然、評価二分。刊行前から各メディア取材殺到。現役東大助教授・伊東乾が存在をかけて追いつめた「同級生の大罪」。裁かれるべきは、はたして誰なのか。第4回開高健ノンフィクション賞受賞作。

を読むと、この紹介にもひと言いいたくなってしまう。(苦笑


「伊東乾が存在をかけて…」と書かれても、ちょっと…
1995年頃のオウムを追求していた有田・江川・滝本 各氏の当時に書かれたものをを読むと、それこそ「存在をかけて」いるという緊張感がある。 島田氏の「オウム-なぜ宗教はテロリズムを生んだのか-」も、存在をかけた著作だと思う。 
それらと比べると、相当に落ちる。 東大という看板、同級生というのを看板にしている、という印象。