「知」ねぇ…

さすが、新書でベストセラー連発の人らしく、はてBが凄い勢いで伸びていっていることに驚く。

多くの人が「アランの定義集」からの引用に感銘を受けていることにも、驚く。

My Life Between Silicon Valley and Japanさん「悲観主義オプティミズム
http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20070228/p1

僕はこれまでにたくさんの本を読んできたが、内容を記憶するという習慣がなく、そのときどきの人生における喫緊の問題に何か指針を得たいという一心で、そのときどきの自分が欲している信号を求めてさまようような読書をしてきた。精読して知を溜め込むということにはいっさい興味がなく、生きるために飲む水を求めるような読書と言えば近いだろうか。

「精読して知を溜め込む」ということの中に、いわゆる哲学書も含まれていることにへぇ〜と驚いたな。

このことについては、だいたい先に書かれてしまったので、特に付け加えることもないのだけれど…


オプティミズム」=「楽観主義」は意訳  http://igeta.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_733e.html
>小難しい哲学まで引っ張り出してくる必要があるだろうか。


過去から学ぶこと。 −過去に対する悲哀と学びの意識−  http://d.hatena.ne.jp/kagami/20070302#p1
>その人が哲学をやっているかいないか、ものの見事に分かるところがありますね。

アラン定義集 (岩波文庫)

アラン定義集 (岩波文庫)

「哲学者アラン(1868-1951)のカード箱に遺された,思索の〈定義集〉.264枚に書かれた断想の初の全訳と,未刊主題500余を収録.貴重な日本版.」


梅田氏は新訳にバージョンアップしなかったのだな。