藤田幸久議員の国会質問

参議院外交防衛委員会で2度、911関連で質問しているはず。
一番有名なのが平成20年(2008年)1月10日のもの。
英語字幕版があるのに驚いたぞ。

週刊誌とワイドショーネタにはなったけれど、一般紙などではスルー状態だったような記憶があるなぁ。


平成20年04月24日にも、関連の質問をしている。

D
質問の最後

時間がまいりましたので終わりますが、私は謀略とも自作自演とも言っておりませんが、両大臣からそういう表明があったということは、このハミルトン議員も含めまして、謀略、自作自演ということの潜在意識がおありなのかなという感想をもって、質問を終わらせていただきます。

福田内閣時代の国会答弁。 高村外相と石破防衛大臣が主に相手をしている。
当時の参議院外交防衛委員長は、現防衛大臣北澤俊美だったりする。


いろいろと筋金入り。
議員本人としては、英国ブレア政権下で解任されたマイケル・ミーチャー(Michael Meacher)と同じ趣旨を違う角度からいっただけだ、と考えているんだろうな。



以下 大臣の答弁

藤田幸久 ありがとうございます。
 時間も迫ってまいりましたので、最後に石破大臣、それから高村外務大臣にお聞きをしたいと思います。
 世界中が、私はやっぱりこの歴史が変わった九・一一というものが、世界中の安全保障、それから国際政治、そして冷戦後、そしていろいろな紛争が続いた。そして、そんな中で、結果的に在日米軍が担当しております中で、とりわけ日本から中東にかけての地域において一番紛争が最近多かった。そして、日本の在日米軍基地がいろんな意味でかかわっている。そして、その根拠についていろいろな形で疑念が出ている。そして、日本のかかわり方も変わってきている。その原点について、やはり情報を確認をし、検証をし、そして政策立案をするということが私は、単に事件の解明とかいうレベルじゃなくて、私は好きでやっているんじゃなくて、これは非常に重要な問題があると思ってこの問題も取り上げてきているわけでございます。
 その意味で、お二人から是非、こういった問題について検証するということは、これは自民党民主党とか、どちらが政権にいるかということ以上に、これはアメリカとの関係それからアジアの関係においても、これおっつけいろんな情報出てきます。アメリカの政権も替わります。ほかも替わりますよね、少なくともブッシュ大統領は替わります。それからブレアさんも替わりました。この間もブレア内閣の環境大臣を務めた方、ここにも引用が書いてありますけれども、この九・一一についての疑惑を表明したがゆえに環境大臣を辞任をした方がいらっしゃいます。これはやっぱりおっつけこういった事実が明らかになってきて、それに対する国際的な対応が必要だということもおっしゃっている議員の方もたくさんいらっしゃいます。この前、私はEU議会でこの話をしてまいりました、EU議会の招きで。
 そうした中で、私はやっぱり日本にとってもこの問題をしっかり究明をして取り組んでいく必要があると思いますけれども、両大臣に率直な意見をていただきたいと思います。


国務大臣高村正彦君) この文書はアメリカの公的文書でありまして、確かに、委員から教えられるところによりますと、個々的にはいろいろ問題にしている方が多いわけでありますが、やはりアメリカの中で、上下院とも野党が過半数を持っている中で、そういう中で特別のこれを全体的に否定するような動きがあるというようなことも私はまだ聞いていないわけでありますし、それに対して委員個人がいろいろ疑問を持って、そしてそれに対して問題を提起するというのは、それは意義のあることだと、こういうふうに思いますが、日本政府として果たして直ちにそれに対して調査に入るべき事案かどうかというと、私はそういうことでもないと。やはり国連においても九・一一というのは、まさにそういういわゆる謀略によって何かアメリカが自作自演でやったというふうには全くとらえられていないわけでありますし、そういう中で日本政府が今、ほかでもない委員の御指摘でありますけれども、直ちにこれを疑問を持って調査に入る、そういう事態ではないと、こういうふうに思っております。


国務大臣石破茂君) 外務大臣と同じであります。
 ただ、だれが何を言っているかというのはよく読んでみなければいけないなと私は改めて思っているのですが、例えば委員がお触れになりましたロバート・ミューラー氏が言っている、それは証拠が見付からなかったと言っているのか、証拠を全く残さないように巧妙、周到にやったのだと読むか、それはまたいろんな読み方があるんだろうと思っております。
 それから、合衆国においていろんな人がいろんなことを言っている。それは、私は、日本政府としては今外務大臣がおっしゃったとおりであります。私自身そういうものをまた時間があればよくきちんと検証してみたいなと思いますし、また私は、むしろそれをやることによってだれが何を得るのだということ、真珠湾においてもよく謀略論というのがございますが、それをやることによってだれが何を得るのかということもよく理解をして検証してみなきゃいかぬだろうと思っております。
 いずれにしても、歴史の変わり目というのは委員御指摘のとおりであって、なぜこのようなことが起こるのか、冷戦が終わった後のテロの時代とは何なのか。先般も犬塚議員と議論したのかなと思いますが、新しい世界の秩序というのはどうつくるべきなのかというような視点からもいろんな議論、検証は必要だというふうには思っております。


藤田幸久 時間がまいりましたので終わりますが、私は謀略とも自作自演とも言っておりませんが、両大臣からそういう表明があったということは、このハミルトン議員も含めまして、謀略、自作自演ということの潜在意識がおありなのかなという感想をもって、質問を終わらせていただきます。