「愚直解散」はどうかな

与謝野大臣の発言から

自民党の取り柄である愚直さが最後に勝利=与謝野財務相 | Reuters
http://jp.reuters.com/article/wtDomesticNews/idJPJAPAN-10036620090714

財務相HPの大臣会見7月14日
http://www.mof.go.jp/kaiken/kaiken.htm

問)  先日の大臣会見の時に大臣が、都議選のことなんですけれども、都議選が終わった段階で改めて自分の所属する自民党、閣僚をやっております麻生内閣としてどういうことを考えるべきかということを静かに考えたいとご発言いただきましたけれども、終わってみて、大臣の地元をはじめ自民党にとってはかなり厳しい、苦戦の結果となったわけですけれども、ご所見とここで先日おっしゃっていただいた自民党もしくは閣僚としてのお考えについてお聞かせください。


答)  自民党の候補者はそれぞれよく戦って、また都議会与党の掲げる政策もきちんとしたものだったと私は思っております。一時的な現象といえ、我々の止めることの出来ない大きな風が民主党を中心としたところには吹いていたと、これは非常に大きな力なので止めようがないと。しかし、そういう現実を目にした我々としては、それじゃあどうするのかと言えば、やはりそれでも愚直に政策を訴えるというオーソドックスなやり方、生真面目さ、愚直さというのが自民党の今後の取り柄であるべきであって、何かこのことさえやればすべてがうまくいくというような種類の脱出手段はないので、やっぱり愚直に一歩ずつ行くしかないと、そういうふうに考えております。これは自民党もそういう姿勢を持たなきゃいけないし、我々選挙区で戦う候補者としても、そういう生真面目さというものが最後は勝利するということを固く信じてやる以外道はないと思っています。


問)  確認ですが、昨日麻生総理は来る衆院選についても、これまで麻生政権が掲げてきた経済政策を1つの争点に掲げたい、中心の争点に掲げたいとおっしゃいましたけれども、来る総選挙でも与謝野大臣のお考え、ご姿勢は今お話しいただいたものと同じということでよろしいでしょうか。


答)  結局、選挙に勝ちたいために絵空事を言うということはやっぱり責任ある政党としてはやってはいけないと。そこが今の与党と野党の大違いなところだと思います。ただ、これは情報の伝達スピードというのがあって、こちらが正しいことを言っていると思っても、全然スピードに乗らないというのがありますし、その辺は多少の工夫も必要ですし、愚直さも必要ですし、ベースは各党の基本的な政策の部分が争われるべきものだと私は思っています。 

東京新聞は愛が足りない気がするな。

『そのまんま麻生解散』 本紙が勝手に命名 
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009071502000251.html



鳩山民主党が勝ったら「友愛組閣」とでも報じるのかな?


【追記】
安倍さんも「愚直」と言い出してる。

来週国会解散 私達の政策は間違っていない 2009年7月15日
http://www.s-abe.or.jp/topics/mailmagazin/090715.html


速やかにマニフェストを作成し、それぞれの議員が愚直に政策を訴えるべきです。