野次馬と救急隊員と医者と警察

どうやらmixi発らしいエントリーがググるといっぱい出てくる。 テレビのインタビュー受けていたそうだ。
野次馬と救急隊員に対しての憤りが書かれている。
http://www.tanteifile.com/newswatch/2008/06/11_01/index.html

事件後に、もっと高画質の現場写真が氾濫するかと思っていたが、案外とそうでもなかった。
このコピペの影響も大きいのだろうな。



「この子は”. 黒”だから搬送は後だな」という言葉は、頭では理解できても、どうにもやりきれないものらしい。
最近ネット界隈がトリアージで盛り上がっていたので、微妙に感慨深い。

現場の皆様、ごくろうさまです。



それと関連して感じでクリップ

秋葉原の事件−新小児科医のつぶやき のコメント欄
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20080611#c1213147053

とおりすがる 2008/06/11 10:17
いつも脇道にそれて申し訳ないのですが・・・


あまりつっこんでいる人がいないんですが、”現場でAEDが足りず”という報道があったんですが、なんだかなと思っちゃいました。外傷の出血性ショックはload and goなわけで。


もちろん、大混乱の現場で全力を尽くされた方々に頭が下がりますし、その場にいなかった自分が後からどうこう言うことは不適切だと思っていますが、それとはべつに、やっぱり世間の認識は、AEDって心肺停止に万能で、とにかくAEDを使ってみることが必要ということになっているんだなあと、ちょっと複雑な気持ちです。


心室細動など一般人に診断を求めるより、とりあえずなんでもAEDというアルゴリズムは理解していますが、やっぱりこういうのをみると、たまたま現場に居合わせて、”AEDは意味がないからとにかく早く運べ!”なんて叫んだ専門家が仮にいたとしたら、”なんだあの非常識な変なやつは”という世間や救急隊を含めたまわりの白い目にさらされて、大変な目に遭いかねない、だってマニュアルがそうなってしまってるんだもん・・・なんて、ついつい悲観的な方向にばっかり考えちゃうのは、やはり医療崩壊ネタに知らないうちに心が蝕まれてしまっているんでしょうか。