裁判への欠席戦略

1990年頃には、いろんな宗教教団がマスコミを訴えまくってた。
地方で裁判を起こされると、出版社の担当者がいちいち現地まで出向かなきゃいけないので、かなり難儀だったようだ。

さて、それで両者が得たモノは何だったかというと……
何だったんだろうか?


宗教教団が市民の理解を得られたのか?
幸福の科学は普通にラジオ番組を流したり、映画を公開してるから…受け入れられたのかなぁ??


出版社が書くのを自粛したのか?
宗教をタブー視して、パッシングなどをしなくなったのかなぁ???


そんなことを思いながら、制裁金4億円というニュースを見る。

2ちゃんねる管理者、敗訴43件も制裁金4億円不払い
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070305it05.htm?from=top

原告側は勝訴にもかかわらず賠償を得られない状態で、ネットの無法状態と司法の限界が露呈した形だ。

 西村氏は多くの裁判で弁護士を付けず、裁判を欠席しているため、原告側請求を認める判決がほとんど。また西村氏は控訴などを余りしないため、敗訴確定が相次いでいる。


ひろゆき氏が裁判に出る気がないという気分が、なんとなくわかる。